01. Janie Jones ジェニー・ジョーンズ – 解説 歌詞 和訳 –

白い暴動 - The Clash

Janie Jones ジェニー・ジョーンズ – 解説 歌詞 和訳 –

要約
・デビューアルバム(1977年)のオープニング曲
・ジェニー・ジョーンズは売春組織を運営していた女性ポップ・シンガー
・マーティン・スコセッシはこの曲をイギリスのロックンロールの最高傑作だと語っている

・ データ

1977年4月8日発売
録音日: 1977年2月10日~27日、
レコーディング場所:ロンドンの「CBSスタジオ」、ビーコンズフィールドの「National Film and Television School」国立映画テレビ学校
長さ 2:01
レーベル CBS
ソングライター ジョー・ストラマー ミック・ジョーンズ
プロデューサー ミッキー・フット

・ 概要

エンジニアのビル・プライス(Bill Price)とテープオペレーターのジェリー・グリーン(Jerry Green)によってウェセックス・スタジオ(Wessex Studios)で再録音された。
デビューアルバム(1977年)のオープニング曲。

ジェニー・ジョーンズは1960年代にイギリスで活躍した女性ポップ・シンガーで、
1973年に売春組織を運営していた罪で有罪判決を受け1977年に刑務所から出所した。
彼女に惚れたとされるジョー・ストラマーが彼女に敬意を表してこの曲を作曲した。

歌詞はウェストボーン・グローヴの自宅からカムデン・タウンのリハーサル場に通う31番のバスの中で大筋を書きあげた。

スタッカートのギター、単調なドラムスとベース、3人のユニゾンで歌われる。
まるで絶叫のようなコーラス。
ドラムスが質素で、もしトッパーが演奏していたらどうなっていたのかと
どうしても考えてしまう。
最後で聴かれるミックのハーモニーは、まさに「ミック・ジョーンズ節」といったそれで、以降クラッシュのコーラスとして印象深く定着している。

クラッシュのファンであるマーティン・スコセッシは、「ジェニー・ジョーンズ(Janie Jones)」をイギリスのロックンロールの最高傑作だと語っており1999年の映画『ブリング・アウト・ザ・デッド』でこの曲を使用している。
この曲はマイケル・ウィンターボトム監督の2002年の映画『24時間パーティー・ピープル』でも演奏されている。

ライブパフォーマンスの映像は1980年の映画「Rude Boy」に収録されていたり
1981年6月4日にニューヨークのボンド・カジノで録音されたライヴ・ヴァージョンがブートレグ『Live at Bond’s Casino』(2000)に収録されている。

・ カバー

“2002年にトリビュート・アルバム『This Is Rockabilly Clash』に収録されているファレル・ブラザーズの「Janie Jones」。


この曲はイギリスのバンド、パディントンズやブッシュのライブコンサートでも何度もカヴァーされている。


2005年にはThe SlackersとChris Murrayのコラボアルバム「Slackness」でカバーされた。


2005年にはフォーク・ノワールのスリーピース・バンド、ソングドッグ(Songdog)がアルバム『The Time of Summer Lightning』に収録。

2006年にはベイビーシャンブルズ(Babyshambles)が他のバンドからの楽曲提供を受けて再びカバー。ジョー・ストラーマーのチャリティ基金「Strummerville」のための資金調達のためにリリースされた。

Neurotic Outsidersがカバーしている。
アメリカのパンク・ロック・バンド、アゲインスト・ミー!は2011年8月、A.V. ClubのA.V. Undercoverシリーズのためにこの曲のヴァージョンを演奏した

・ ベイビーシャンブルズのカバーについて

故ジョー・ストラマーの慈善財団Strummervilleへの寄付金を募るために
ベイビーシャンブルズ&フレンズでカバー。
Dirty Pretty Things、Larrikin Love、We Are Scientists、The Kooks、Guillemotsなどのバンドが参加している。

レコーディング中に会ってはないらしいが
カール・バラーとピート・ドハーティがリバティーンズの解散後初めて一緒に仕事をしたのはこのリリースが初めてで
その後リバティーンズ再結成するきっかけのひとつになったのではないかと想像してしまう。

このMVは、ジェニー・ジョーンズ(本人)がミック・ジョーンズと一緒にロンドンを運転手付きで回っている様子を描いている。

Babyshambles & Friends – Janie Jones (Strummerville)

このビデオには、この曲に貢献した多くの人が出演しており
冒頭ではドリュー・マコンネルがウィンドミル劇場のジェニー・ジョーンズに同行して車に乗り込み、
レイクスのアラン・ドノホーが車を運転し、カザルスのメンバー2人が冒頭近くの通りを歩いていて、
彼らのシンガー、フィル・ブッシュが「ラッキー・レディ」のパントマイムをしている。
カール・バラー、アンソニー・ロッソマンド、ゲイリー・パウエルとギターがガソリンスタンドに停車する車の中で、
ジャック・ペニェートもガソリンスタンドで、リサ・ムーリッシュも最後に一緒に歌っているのが見れる。
ミステリー・ジェッツのリード・シンガーは、道端でホロウェイ家の一人と一緒に歩いている。

・人物「Janie Jones」について

1950年代から60年代にかけて物議を醸したキャバレー歌手/ヴァイス・クイーン。
1960年代に「放送のためのセックス」という名目でラジオ・ワンのPayolaスキャンダルに関与したことで物議を醸した。
その他にも、1964年にトップレスで映画のプレミアに出席したり、1973年にはPayola疑惑だけでなく、売春宿の経営や目撃者を脅して司法を歪曲した罪で逮捕され、投獄された。

また、1960年代には、シングル「Witches’ Brew」がイギリスのシングルチャートで46位を記録するなど、部分的にポップスのキャリアもあり、バンドによると、彼女のような人は、退屈な事務職に就いている人にとって、ありえないほど魅力的に見えるだろうという理由で、彼女の名前を使った曲を作ったという。

その後、彼女はバンドと親しくなり、ザ・クラッシュとブロックヘッズ(共同でザ・ラッシュとクレジットされている)とともに、1982年にジョー・ストラマーがプロデュースした「House of the Ju-Ju Queen」というシングルをリリースしている。

※Payola:商業ラジオ局にお金を払って曲を流してもらうことを、ラジオ局がその情報を開示せずに行う違法行為のこと。

中央の女性が「Janie Jones -ジェニー・ジョーンズ」本人

・ 歌詞

Janie Jones
*  He’s in love with Rock’n’roll woaahh
He’s in love with gettin’ stoned woaahh
He’s in love with Janie Jones
But he don’t like his boring job, no…

An’ he knows what he’s got to do
So he knows he’s gonna have fun with you
You lucky Lady!
An’ he knows when the evening comes
When his job is done he’ll be over in his car for you

* repeat

An’ in the in-tray lots of work
But the boss at the firm always thinks he shirks
But he’s just like everyone, he’s got a Ford Cortina
That just won’t run without fuel
Fill her up, Jacko!

* repeat

An’ the invoice it don’t quite fit,
There’s no payola in his alphabetical file
This time he’s gonna really let him know
exactly how he feels
It’s pretty bad!

Let them know – How you feel



* 彼はロックンロールに恋をしている
酔っ払うことに恋をしているのさ
彼はジャニー・ジョーンズに恋をしている
しかし、彼は退屈な仕事が好きではない、いや…

彼は何をすべきかを知っている
そう、彼は知っている。お前といると楽しいということを
ラッキーな女だ
彼は夜が来るのを知っている
仕事が終わると、彼はお前のために車で待っている。

* repeat

仕事がたくさんある
だけど、上司はいつも彼が避けてると思ってる。
でも、彼はみんなと同じようにフォードのコルティナに乗ってる。
燃料がないと走らない
満タンにしろ ジャッコ!

* repeat

請求書と合わないな
彼のファイルには 賄賂がない
今度奴に知らせてやる
どう思っているかを
かなりヤバい!

わからせてやれよ - お前がどう思ってるかを
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